株式会社浦上工業では、鉄筋工事の仕事に多く携わっており、多くの鉄筋工が日々の業務を行っています。
どの工事もそうですが、鉄筋工事も工事を行う流れという基本的なものがあります。
まず、鉄筋工事を行う現場で必要となる鉄筋は、その現場にマッチするように鉄筋の加工が必要となります。どのようなサイズや曲げた形の鉄筋がどのくらい必要なのかという計算をして、適切な鉄筋の加工を行うのも鉄筋工の大切な業務です。
ただキレイに設置場所に鉄筋が収まれば良いというのではなく、設計の基準を満たすことが必須となるため、正しい知識と経験が必要とされます。加工を行う場合、鉄筋加工場を利用して加工業務を行い、現場へ加工された鉄筋が送られます。
鉄筋が届くといよいよいよいよ必要な部分に鉄筋を取り付けていくのですが、この取り付け作業も施工図を見ながら段取り良く組み立てていくことになるので、プロの技術の見せどころとなります。
鉄筋を組み立てるのと同時に結束をしていき完成となります。鉄筋工事は、工事を終えるとコンクリートで固められるので、どのように鉄筋を組んだのかを目視することができなくなるちょっと特殊な工事だからこそ、職人のこだわりを持って行われるもので、プライドを持って自主検査や点検を行っているのも鉄筋工事ならではと言えます。
2021.09.20