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鉄筋工事のかぶり厚さとは?

鉄筋工事では、「かぶり厚さ」という言葉がよく出てくるのですが
皆さんは、この言葉をご存知でしょうか?

かぶり厚さとは、鉄筋を覆っているコンクリートの厚さのことを言い
コンクリートの表面から、鉄筋の表面までの最短距離のことをあらわしています。



かぶり厚さがじゅうぶんに確保されていない状態は、好ましい状態とは言えません。
さまざまな良くない現象が起きてしまうのですが
まず考えられるのが、コンクリートが中性化です。

コンクリートは中性化するとは、どういうことかといいますと
一般に空気中の二酸化炭素の作用を受け、コンクリート中の水酸化カルシウムが
徐々に炭酸カルシウムに変化し、アルカリ性が低下してしまう現象です。

中性化することによって鉄筋の防錆効果は失われ
その状態が進行するとコンクリートが破裂するなどの不具合が生じるケースもあります。




かぶり厚さが足りないときにおこる現象は、コンクリートの中性化だけではありません。
ひび割れを起こしてしまうこともあります。
ひび割れからも、よくない状態は徐々に進行します。
浸入した水分や塩分によって鉄筋は錆び、鉄筋コンクリートの強度は低下してしまいます。


じゅうぶんな鉄筋のかぶり厚さの確保は、建築基準法にも規定されています。
確保できていないときには建築違反となってしまうため
特に慎重に管理しなければならない項目のひとつといえます。

 



兵庫県西宮市にある「株式会社 浦上工業」は鉄筋工事、土木工事、型枠工事、鳶工事を取り扱っております。

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2020.11.20

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